紳士なら知っておきたい!ワインのテイスティング


みなさんワインのテイスティング、スマートにできますか?
最初は難しそうに思えるテイスティングですが、実は結構簡単だったりします。
実はあんまり分かっていないんだよなという方はもちろん、スマートに出来るぜ!という方も、もう一度おさらいしておきましょう。

テイスティングの目的

そもそも、テイスティングは何のためにやるのでしょうか?

ワインが自分の好みに合うかどうかを確かめるためだと思っている方も多いようですが、実はそれは誤りなのです。
テイスティングはあくまで、ワインが保存している間に
『劣化したり変質したりしていないかを確かめる』
ことが目的です。

「美味しいからOKだよソムリエさん!」
ということではないですからね。

なので、もしワインが自分の好みに合わなくても取り替えてもらうことはできません。
どうしても取り替えたい場合は追加で注文するしかないので気を付けてくださいね。

 

テイスティングの手順

さて、本題ですが、ワインのテイスティングの手順を紹介します。
大きい流れは、見る→嗅ぐ→味わうの順番です。
顔の上から目→鼻→口と覚えると覚えやすいですよ^^

1.ワインの銘柄を確認する

ソムリエがボトルのラベルを見せてくれるので、自分が頼んだワインと同じかどうかをチェックします。

2.ワインの色を確認する

ワインを注いでもらったら、グラスをテーブルに置いたまま傾けて色を確認します。

3.香りをかぐ

グラスを反時計回りに2,3回まわして香りを確認します。

4.一口味わう

少量を口に含んで味や渋みを確かめてください。
この時、白ワインなら温度の好みを伝えることができます。

5.オーダーする

ワインに劣化や変質が特になければ、ソムリエに「お願いします」と伝えてください。

以上でテイスティングは終了です。
これを慣れた感じでサラッと出来るとかっこ良いですよね。

※ちなみに、香りをかぐ際にグラスを反時計回りに回すのには理由があるのですが、それは最初の記事でご紹介させていただいたので、気になる人はそちらもチェックしてみてください。

 

断っても大丈夫なの?

断っても大丈夫です。
その場合は、
「ソムリエさん、あんたを信じてるよ。」
という意味にもなりますので、逆にかっこ良い!?かもしれません。

でもどんどんチャレンジしてしっかりマスターした方がかっこ良いですよね^^
その方がソムリエさんも喜ぶはずです。
では長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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    Bluebook編集部
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