いつか手にする時のために‥‥知っているようで知らない高級時計の機能あれこれ
会社用とプライベート用のスマホ2台持ち、タブレット端末、ノートPCも‥‥という生活が当たり前になった現代人にとって、腕時計は少し遠い存在になったように思います。
ですが、手首にちらりと視線をやる仕草は男性も女性もどことなく艶っぽいもの。いつかは手にしたい憧れの高級腕時計について、書いてみました。
高級腕時計の主なブランドとは
ロレックスやオメガ、ブレゲなどは高級腕時計の老舗中の老舗といえるでしょう。またウブロといった比較的新しいブランドも、高級外車に相当するような非常に高価な腕時計を多数扱っています。
こうした時計は、購入した時だけでなくオーバーホールと呼ばれるメンテナンスに費用がかかるため、おいそれと買えるものではありません。ですが、丁寧に使っていれば親子二代どころか三代でも使用に耐えうる性能をもっており、一生もの以上の買い物といえるでしょう。
ちなみにオーバーホールとは時計のメンテナンスであり、主に分解・洗浄・調整・注油・組立・点検などの一連の作業を行います。3年~5年周期でメーカーや時計修理店に頼むのが一般的で、相場は時計の状態や個体にもよりますが、大体2万円〜5万円くらいでしょうか。
親子三代ずっと使い続けるためには必要な費用と言えるでしょう。高価な買い物ですものね、途中で壊れてしまったらそれこそ勿体無いですよね。
搭載されている便利な機能
高級腕時計に搭載されている機能として代表的なものは、「複雑機構」でしょう。閏年や月の大小、つまり30日と31日の月の調整を自動でしてくれる「永久カレンダー」、音によって時刻を知らせる「ミニッツ・リピーター」、そして時計の狂いをほぼゼロにまで減らしてくれる「トゥールビヨン」です。
これらの複雑機構を小さな腕時計に搭載できる職人は、全世界的に見ても数が限られており、ひとつでも搭載されている腕時計は、高級腕時計として押しも押されもしない存在です。
腕時計は、現代においては時刻を知る道具というよりも、個性をアピールするアクセサリーのような存在に近いのかもしれません。ネクタイのように、手元にも個性を輝かせてみてはいかがでしょう。