結婚式のマナー
結婚式に招待されると嬉しいですよね。何度か行くとなれるものですが、間違ったマナーや振る舞いをすると、せっかくの結婚式に水を差したり、呼んで下さった方の顔に泥を塗ってしまう・・・なんてことになりかねません。
そこで、友人や会社関係の結婚式に呼ばれた際のマナーについてご紹介します。
主役はあくまで結婚するお二人
結婚式に行くとお酒を飲みすぎて楽しくなってしまう、高校時代の懐かしい友人に会い、昔話に花を咲かせて盛り上がる・・・なんてことがありますよね。でも忘れてはいけないのが、結婚式は結婚するお二人を祝福するためのものです。素敵なおもてなしをしてくれるカップルが多いので、ついつい盛り上がりすぎてしまうことがありますが、そこは要注意です。
とは言え、女性が美しい着飾った姿でパーティーに花を添えるのと同じように、男性もしっかりとパーティーを盛り上げることが大事です。拍手や乾杯、写真タイムには率先して参加して盛り上げてくださいね。
御祝儀袋の選び方
最近ではオシャレな御祝儀袋が売られていて、どれが良いのか迷ってしまいます。そんな時は、『結婚祝い』と書かれた、紅白の一般的な大きさのものを選ぶと良いでしょう。
なぜなら、結婚式では結び切りと呼ばれる水引のついた御祝儀袋(のし袋)を選びます。結び切りは、解くのが難しい結び方のため、「繰り返さない」という意味を持ちます。反対に、出産や合格などのお祝いは、蝶結びを選びます。蝶結びだと何度でも結びなおすことができるので、「何度あってもよい」という意味から、お祝い事などに使用します。このように、間違えてしまうと常識がないと思われてしまいます。会社関係だとなおさら、オシャレ御祝儀袋ではなく一般的な物の方が良いでしょう。
また結婚式の一般的な御祝儀は3万円~5万円ですが、10万円以上を入れる派手で大きな御祝儀袋を選んでしまうと、恥ずかしい思いをするので要注意です。
内輪ネタ&下ネタは厳禁
大人のマナーとして、その場の空気をよみ、気遣いができるというのが大切です。余興を頼まれたり、2次会でスピーチや出し物をすることもあるでしょう。そんなときに絶対にやってはいけないのが、内輪ネタです。参加しているみなさんでもわかるものなら良いですが、同じ高校の仲間、サークルメンバー、会社の部署など狭い範囲の仲間内しかわからないネタは厳禁です。相手の方やその関係者、親類にも楽しんでもらえるネタを探してください。
また、2次会だからと言って下ネタは厳禁です。女性も多く参加しているため、あまり露骨なものは避けるべきです。参加しているみなさんが楽しんで笑えるものがいいですね。