神様よりもママを呼ぶ?イタリア人の母親好きの話
皆さんは自分のお母さんを大事にしているでしょうか。
日本ではマザコンの男性は女性に引かれることも多いですが、それでも自分の親は適度に大事にしたいものです。
イタリア男はマンマが大好き
イタリアの男性はとにかくマンマ(お母さん)が大好き。
成人してからも全ての物事をママに頼りきりなのが当たり前で、50歳近い男性が「ネクタイの柄はどれがいいかな、ママ」なんて言ってるのもザラです。
目に映る全ての女性を愛するイタリア男たちが、世界で最も敬愛している女性。それが自分のママなのです。
ママと離れていても長時間の電話は欠かさないし、食事もママの作るものが世界で一番美味しいと本気で思っているイタリア男たち。
もし日本人の女性が彼らと国際恋愛などしようものなら、度を超えたマザコンぶりに困惑するやら嫉妬するやらで大変でしょう。
神様よりもママを呼ぶ
アメリカ人は、何か嬉しいことやショックなことがあったら「Oh my God!(オーマイガッ!)」と叫びますよね。「ああ、神様!」という意味です。他にも「Goddamn!(ガッデム!)=神よ、恨むぜ!」とか「Jesus!(ジーザス!)=イエス様!」など色々な叫びがありますが、どれも神様を呼んでいる点では同じです。
フランス人も「Mon Dieu!(モンデュー!)=ああ、神様!」と言いますので、とにかく嬉しいときや悲しいときは神様の名を呼ぶというのが欧米人に共通の精神……かと思いきや……
イタリア人に限っては「Mamma Mia!(マンマミーア!)=ああ、お母さん!」と言うのです!
他の国の人が神様を呼んでいるときに、彼らだけ「お母さん!」ですよ。マザコンもここに極まれりというか、イタリア人にとってはマンマこそが神様みたいな存在なのでしょうね。
素直に見習うか反面教師にするかは悩ましいところですが、自分の親を愛する姿勢自体は私たち日本人も忘れずにいたいものです。