「クラシック音楽」、あなたはどんなイメージをお持ちでしょうか。
クラシックを聞かないほとんどの方は、おそらく「難しそう」「敷居が高い」「眠くなりそう」というイメージをお持ちなのではないでしょうか。でも、クラシック音楽歴30年の私からすれば、それらは全て、完全な誤解です。
もちろん、なかには上演に15時間かかるオペラや、静かな室内楽もあります。でもほとんどのクラシックは、とても美しいメロディーを持った優れた音楽なのです。
落ち着いた紳士の趣味として、クラシック音楽は絶対のお勧めです。
まずは表題音楽から
さてクラシック音楽には、様々なジャンルがあります。
フルオーケストラの交響曲、オーケストラとピアノのコラボレーションによるピアノ協奏曲、小編成の室内楽、オペラなどなど。
そこで、これからクラシックを聞こうという方にお勧めなのは、曲のタイトルに表題がついているものです。
例えばビバルディの「四季」、バッハ「G線上のアリア」、ベートーヴェンの「運命」「田園」などです。
表題がついている曲はどれも親しみやすく、テレビCMなどでもよく使われています。
聞くのはCDレンタルでもいいし、インターネットの動画サイトでもいいでしょう。聞けばきっと、「あっ、これ知ってる」となるはずです。
音楽が好きな方なら、そうしてたくさん曲を聴くうちに、必ずやクラシックが好きになるに違いありません。
違う演奏の楽しみ
好きな曲や作曲家ができたら、次は同じ曲の、今まで聴いていたのと違う演奏を聞いてみましょう。すると、テンポや楽器間のバランスなど、聴きなれた音楽に違う表情があることに気づきます。これは「再現芸術」と呼ばれるクラシック音楽の大きな楽しみのうちの一つです。
クラシック音楽とは、古いからそう呼ぶのではなくて、優れたものは時空を超えて生き残り、結果として古くなったということです。
紳士は、一流の趣味を持ちたいものですよね。
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