デキる紳士は、ホテルでもその場にふさわしい雰囲気を作り出し、スマートな振る舞いをします。

ホテルには「ビジネスに便利」「リゾート気分を満喫」などそれぞれにコンセプトがあり、それに合わせて部屋やロービー、調度品がしつらえられています。

マナーの基本は、「その雰囲気に合った佇まいでいること」です。たとえ部屋の中ではどう振る舞っていても、一歩部屋を出ればそこは公の場。

行動や言葉遣いに気を付け、スマートな利用を心掛けましょう。

ホテルでもファッションに気を配る

一歩上をいく男性は、昼と夜のファッションにも気を配ります。

一人でチェックインをする際はジャケットを羽織り、カップルで行く場合は男性が「スーツ」、女性は「ワンピース」といった組み合わせがベスト。午後6時を過ぎた頃は、少しカジュアルでもOK！
おすすめは崩れすぎない「ポロシャツ」がGOODです。

ライバルに差を付ける利用マナー

ホテルに到着してベルボーイに「お荷物をお持ちします」と言われた際に、断ることはマナー違反だということを知っていましたか？
また、ドアマンがいるのに自分でドアを開けてしまうこともマナー違反です。

ホテルの方は仕事に誇りを持っていますから、その仕事を奪うことは失礼に値します。気を遣う気持ちもわかりますが、スマートな紳士はこうあるべきです。

「重いですがお願いします」
「ありがとうございます」

この一言を添えてお任せすることの方がスマートで紳士なのです。

こんなときはどうしたらいい？

チェックインの時間よりも早く到着してしまった

暇をもてあまして、ウロウロしているよりもフロントに行って「早く着いてしまったのですが、おじゃまできますか？」と相談してみましょう。
客室の用意ができていれば、部屋に案内されたり、ロビーでお茶のサービスを受けられることもあります。

案内された部屋気が入らない

フロントに理由をはっきりと伝えれば、変更してもらえます。
ただし、「もっと広い部屋がいい」などの料金に見合わない無理な要求は聞いてはもらえません。

サービスがよかったのでチップを渡したい

海外ではチップを渡すことがマナーですが、日本ではチップを渡すことはしません。
どうしても気持ちを伝えたい場合は、お礼のメッセージを書き、部屋に残しておくのがスマートでデキる大人といえるでしょう。

海外旅行でのスマートな行動とは

上記のホテルでのマナーに加え、海外旅行での大きな問題に「言葉」と「お金（両替）」があります。
この2つがスマートこなせると、ホテルでのやり取りだけでなく旅行全体の楽しさも倍増です。

言葉については、根本的な解決策は自分の語学スキルを上げるしか方法がないかもしれませんが、「お金」についてはいろいろなサービスを活用することで、お得に賢く海外旅行を楽しむことができそうなのです。

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何しろ、海外旅行で損をせずスマートに楽しみたいという人はぜひ出発前にチェックしてみてくださいね。