紳士はもちろん知っている?文化の日の由来とは?


今日は国民の祝日、文化の日ですね。
多くの方がお休みかと思います。
ですが、「文化の日」とは何とも抽象的な名前の日ですよね。
今日は、文化の日について、少しご紹介します。

 

文化の日の由来は?

出典:flickr
ご存知の方も多いと思われます。
そう、文化の日は、1946年に日本国憲法が公布された日なんですね。
この日から半年後、日本国憲法が施行された5月3日も、憲法記念日として国民の祝日となっています。
しかし、もともと11月3日は、明治天皇の誕生日で、文化の日として制定される以前も、「明治節」として祝日となっていました。
当時の吉田茂首相は、あえてその日を選んで憲法を発布したのだと言われています。

 

何をする日?

法律によれば、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことが趣旨とされています。
これは、日本国憲法が平和と文化を重視していることからこのような趣旨になったのだそうです。
特に何をする日、というわけではないですが、文化の日、ということで皇居でが行われ、文化庁主催の芸術祭も開かれます。

また、各地の博物館でイベントが行われたり、入場料が無料になったりするので、出かけてみるのもいいですね。
また、文化の日は「晴れの特異日」として有名で、晴天になる確率が非常に高いことで有名なので、レジャーに出かけるのも良いかもしれません。

 

2014年文化勲章の受賞者

文化勲章とはとされています。
1937年、当時の内閣総理大臣・廣田弘毅の発案から発令され、現在まで続いています。

ここで、本日受賞された方々を紹介させていただきます。

  • 天野浩(半導体工学、ノーベル賞受賞者)
  • 国武豊喜(分子組織化学)
  • 河野多惠子(小説)
  • 竹本住大夫(人形浄瑠璃、人間国宝)
  • 中村修二(電子工学、ノーベル賞受賞者、アメリカ国籍)
  • 根岸隆(経済理論・経済学説史)
  • 野見山暁治(洋画)

文学、科学、経済、文化界などなど、幅広く各業界から受賞者がいらっしゃいますね。
ちなみにご存知かと思いますが、中村修二さんは発光ダイオード(LED)の大量生産方法を発明された方です。
 

いかがでしたか?
文化の日について、少し詳しくなれたでしょうか?

豆知識ですが、文化の日と同じ日付の記念日として、まんがの日、レコードの日、文具の日があります。
どの記念日も文化として認めてもらいたい、という思いから制定されたのだそうです。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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    Bluebook編集部
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