イギリスではハグがNGってほんと?初対面でのマナー
「紳士の本場」と言えば英国紳士と言われるようにイギリスと思う人は多いのではないでしょうか。
基本的にイギリス人のマナーの感覚はアメリカ人の反対か、日本人に似ている部分が多いです。
同じ島国ですから、ちょっと通ずるところがあるのかもしれませんね。
本日はそんなイギリスでの初対面でのマナーを紹介したいと思います。
その場にいる全員と握手すること
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男性、女性、そして子供にも、そしてビジネスのつきあいでも、私的な付き合いでも変わりません。
ただし、子供の場合はむやみやたらと頭をなでたりするのは避けた方が良いです。
また男女の場合は女性から男性へ握手を求めるのが通例となっています。
握手で始まり、握手で終わるのがイギリス式マナーです。
対話の際には、相手との間に距離を保つこと
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イギリス人をはじめとする多くの西洋人は、相手との間に十分なスペースを保って会話をする文化を持っています。
ちなみに間隔がより空いているのが西洋、距離を詰めて話すのがアラブ系の特徴です。
ですのでアラブ系の方と欧米の方が会話をするとアラブ系がじりじり寄ってくるちょっと面白い図になります。
ボディタッチは控える
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挨拶で背中をばしばしたたいたり、初対面でハグをする行為はイギリスではあまり好まれません。
親切でおだやかな人種ですが、公の場で愛情表現をすることは基本的にためらうようです。
イギリス人は結構シャイな人が多いとのこと。
ここらへんも日本人とちょっと似てますね。
相手に指示されるまでは名字で呼ぶこと
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名前で呼び合うアメリカと異なり、イギリスでは名字で呼ぶのが基本です。
相手に言われたらあだ名や名前呼びに切り替えてかまわないですが、最初からいきなり距離を詰めるのはあまり好まれないようです。
ここも日本っぽいですね。
その他のマナー
・軽い握手
アメリカのしっかりとした握手よりも、あっさりとした軽やかな握手を好むのがイギリス人。
イギリスに行った際は軽やかに握手しましょう。
・じろじろとながめない
じろじろと人を眺めるのはマナー違反とされているようです。
いくら綺麗な女性がいたとしてもグッと我慢しましょう。
紳士には我慢も大切です。
イギリスでの初対面は基本的には握手が主体であり、あまりハグやキスは好まれません。
ハグやキスは家族や親しい友人の為にあるようです。
欧米の挨拶は全てハグだ!と思ってイギリスへ行くと逆にちょっと目立ってしまうかも知れませんね。