新年に使える!神社での参拝マナー


今年も残すところあと僅かになりましたね。
年が明けたら神社に参拝に行く予定だという方も多いのではないでしょうか?
紳士たるもの神社でもマナーを守った落ち着いた所作を極めたいところ。
今回はすぐに使える神社の参拝マナーについてご紹介したいと思います。

みなさんはどのようにして年を越す予定ですか?

ちなみに私はゆく年くる年を見ながら年を越したい派です。
あれを見ないと一年が終われないと思っています。
「私も!」「私は違う!」という方はコメントなぞ頂けると嬉しく思います。

それでは本題に入りましょう。

参道は端を歩くべし

参道というのは、簡単に言えば神社の中にある境内までの道のことです。
長い階段とか道がある神社ってありますよね?あれも全て参道です。
参道の真ん中は神様が通る道とされています。
人間は参道の端を歩くのが神社でのマナー
です。
あまりに混雑している時は移動する余裕もないので難しいですが…、それ以外は端を歩くようにしましょう。
知識として知っておくだけでも、行動や振る舞いに差が出ると思います。

「ここが神様の通り道なんだなぁ」と思いながら参道を歩くと不思議と心がやすらぎますね。

手水の作法

参拝をするまえに必ず手水をしましょう。
神様にご挨拶する前にしっかり心身を清めるためですね。

手水の作法は

1. 柄杓を取る前に軽く会釈
2. 左手に水をかけ清める
3. 持ち替えて次は右手に水をかけ清める
4. また持ち替えて左手に水を溜める
5. 左手に溜めた水を使い口をすすぐ
6. 再度左手に水をかけ清める
7. 柄杓を立て持ち手部分に水をかける
8. 柄杓を元に戻し軽く会釈

文字で書くと結構長くなりましたね。

口をすすぐ際に水は飲んではいけませんよ。
あくまで口をすすいで清めるためですので、すすいだら排水場に吐き出しましょう。

これで神様にご挨拶する準備が整いました。

参拝の基本所作と鈴のタイミング

参拝する際、鈴を鳴らすタイミングや鳴らす回数など気になったことはありませんか?
鈴はお賽銭を入れた後に3回ほど鳴らすのが良いとされています。
ですので参拝の流れは

1. お賽銭を入れる
2. 鈴を3回ほど鳴らす
3. 軽く一礼
4. 深く一礼
5. 二回手を叩く
6. 祈る
7. 深く一礼

となります。
鈴を鳴らした後は神社のお馴染みの参拝マナーの「二礼二拍手一礼」をするという流れですね。
ただし出雲大社や宇佐神宮などは「二礼四拍手一礼」ですので、それぞれの神社の参拝作法に合わせましょう。

ちなみに鈴は参拝者の「邪気」を祓うために鳴らすと言われています。
邪気を祓ってから神様にご挨拶するわけですね。

神社は日本古来からある素敵な場所。
先人達が守ってきた場所を、私達も守り続けたいものですね。

素敵な年明けが迎えられるように神社でのマナーをしっかり守りたいところです。

本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

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    Bluebook編集部
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