8月も中旬に近づき、お盆に突入しようとしています。
いままでは、8月と言えば祝日は一つもなく、お盆休みしかありませんでしたよね。
ですが、つい最近、8月11日に「山の日」という祝日が国会で制定されたのをご存知でしょうか?
夏休み真っ盛りの学生たちには関係ないものの、サラリーマンたちにとっては嬉しい限りです。
今日は、新たな祝日、「山の日」について、その由来なども交えながらご紹介していきます。
山の日ができた由来は?
もともと山の多い県などでは、条例で「山の日」が定められている県もありました。
海がない内陸の奈良県では、海の日と同日を、「奈良県山の日・川の日」と定めていたほどです。
そんな中で、日本山岳会をはじめ、山岳関係者らにより、「海の日があるのになぜ山の日はないのか」といった意見が出され、「山の日」制定が求められました。
そして山の日制定議員連盟が設立され、国会に法案を提出、その案が通り、16個目の祝日として、成立に至ったのです。
山の日の趣旨は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」というもの。
富士山も世界遺産に登録されたこともあり、「私は海派だ!」という方も今まで以上に山に触れ合う機会を増やしてみても良いのではないでしょうか?
また新たな発見があるかもしれません。
海の日の歴史と比べると、もちろん日が浅いというか施行もされていないのですが、これからみんなで山の日の歴史を作っていけたら良いですね。
なんで8月11日?
当初は、1回も祝日がなく、全国で山開きが行われている6月の第一日曜、8月のお盆前、また海の日の翌日、日曜日が選択肢として検討されましたが、最終的に企業活動に影響が少なく、お盆休みとつなげやすい、という利点から、8月12日という案が有力になりました。
しかし、8月12日は、日航機墜落事件があった日。
そのため、群馬県出身の議員が懸念を示し、群馬県知事によって日付見直しが求められ、1日ずらした11日が山の日に制定されました。
8の漢字「八」が山の形に似ていること、そして数字の11が林のイメージを連想させる、といった趣旨も込められているそうです。
そう言われてみると覚えやすいかもしれないですね。
いかがでしたか?
ちょっと山の日について、詳しくなれたのではないでしょうか。
ちなみに、施行は2016年から。
来年はまだ休みにはならないので、お盆休みまでしっかり仕事をがんばりましょう、、、
施行後は、有給休暇をうまく使えば、お盆休みと合わせて大型連休をつくれるチャンス!
地元に帰ってゆっくり山を見つめ直すのも良し、家族で山にレジャーに行くのも良し。
山の日を存分に楽しんで下さい。
もちろん山への恩恵も忘れずに!
やはり祝日が増えるのは嬉しいことですね。
では、本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
山の日の普及のためにも、ぜひシェアいただけると嬉しいです!
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