超厳選!?シングルカスクウィスキーとは?


この前、シングルモルトウィスキーについての記事を取り上げましたが、覚えておいででしょうか?
もう「シングルモルトウィスキーって何?」と聞かれたら、さらっと答えられるようになりましたか?
今日は、そのときに登場したシングルカスクウィスキーについて取り上げて行きたいと思います。

 

そもそもカスクって何?

あまり聞き慣れない言葉ではないでしょうか。
カスクとは英語で「樽」の意味です。
つまり、シングルカスクとは「ひとつの樽」を意味します。
シングルモルトウィスキーがひとつの醸造所で造られたウィスキーであるのに対し、シングルカスクとはひとつの樽ということですから、またずいぶんと狭い範囲ですよね。

 

シングルカスクに思いを馳せる

上に書いた通り、シングルカスクはひとつの樽で造られたお酒。
つまり、他のどの樽ともブレンドされていないということです。

シングルモルトウィスキーですらも、そのひとつの醸造所の中で、さまざまな樽をブレンドして造られています。
また樽は樽でも何万樽とあればとても美味しく出来の良いもの、そうでもないものなどと、そのひとつひとつの樽に微妙な違いもあります。
シングルカスクは、何万樽もの中から、厳選された樽から出来たひとつのウィスキーだということです。
もし飲む機会があったら、そのたったひとつの樽に思いを馳せてみてください。
ちょっと壮大な気分に浸れるかもしれません。。

 

カスクストレングスとは??

関連して聞くこの言葉。
直訳してみると、カスク=樽、ストレングス=強さ、となりますね。
これは「樽からそのまま出した」という意味なんです。
通常のウィスキーは、水を加えて蒸留され、余分な物質が取り除かれ、アルコール度数が下げられています。
しかし、このカスクストレングスは、水も何も加えられていない、まさに樽からそのまま出したお酒なんですね。
よって、アルコール度数は高く、中には60度に達するものもあります。
お酒に弱い人は、あまり手を出さないほうがいいかもしれませんね。

 

いかがでしたか?
ウィスキーについての造詣がさらに深まったのではないでしょうか。
なかなか奥が深いですね。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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    Bluebook編集部
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